柔道未経験者は、「柔道って痛いの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、柔道有段者の私が思う『柔道は基本的にあまり痛くない』『柔道で痛いと思うこと』について、ご紹介しています。
柔道は基本的にあまり痛くない
柔道は、思った以上に痛くないです。
それは、柔道場の畳はクッション性がありますので、投げられてもしっかりと受け身をすることで、体に与える衝撃が少なくて済むからです。
ちなみに、コンクリートの床に思いっきり投げられたならば、間違いなく大怪我することになるでしょう。
それほど柔道場の畳に守られているということです。
私自身、柔道に対して痛いという印象はあまり無く、キツイという印象の方が圧倒的に大きいです。
ただ、基本的に柔道は痛くないと思うのですが、痛いと思うことも少なからずあります。
それについては、次の項目で紹介していきます。
柔道で痛いと思うこと
柔道は基本的にあまり痛くない競技だとは思いますが、少なからず痛いこともありますので、私が思う『柔道で痛いと思うこと』をご紹介します。
柔道場の畳が硬い、畳の下のスプリングやクッションが弱くて痛い
畳の硬さや、畳の下のスプリングやクッションの性能により、投げられた時の体に加わる衝撃が大きく変化します。
畳が硬かったり、スプリングやクッションが弱いと、すごく痛いです。
近くの大学の柔道場は、畳が柔らかくスプリングも効いているので、投げられても全然痛くありませんでした。
いつもは痛くて少し嫌な投げ込み練習が、楽しくて仕方ないほどです。
練習相手の技が未熟だったり、力任せだったりすると痛い
練習相手が力任せに投げようとしたり、技が未熟だったりする場合には、痛い思いをすることがあります。
柔道は、上手に投げることができれば、投げられても痛くないことが多いです。
また、足払いが打撃になって痛いことも多いですが、上手な足払いは全く痛くありません。
この痛みについては、相手次第といったところです。
自分の受け身が下手だと痛い
単純に受け身が下手だと、投げられたら痛いです。
ただ、柔道の指導者が、受け身が下手な人に対して、いきなり乱取り(立ち技をかけ合う練習)をさせることはないと思います。
もし、乱取りさせたとしても、上手に投げることができる人と乱取りすることになると思いますので、痛くないように上手に投げてくれるでしょう。
絞め技の時にあごをぐりぐりされるのが痛い
寝技の時に、相手が後ろから自分の首を絞めようと手を回してきて、その時、あごのラインをぐりぐりしてくるのが地味に痛いです。
これは、練習相手によります。
その攻め方が好きな人もいるので、私は「うわぁ……。痛いことするタイプね……」と思いながら、いつも耐えています。
とはいえ、試合の時には、私自身も勝ちたい思いで、少し強めにぐりぐりやってしまうのですが。
最後に一言「柔道はそんなに痛くないと思うので挑戦してみてください!」
本文中でも言いましたが、私自身、柔道に対して痛いという印象はあまりありません。
私からしたら空手や剣道、キックボクシング、総合格闘技などの方が、よっぽど痛いのではないかと思います。
柔道に打撃はありませんからね。
ですので、「柔道に興味があるけど、もし痛い競技ならやりたくない……」と思っている方は、そこまで痛い競技ではないと思いますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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