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【小説】ルール・書き方 ~初心者が簡単に書けるように説明します~

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「小説を書きたいのに、ルールや書き方がわからない……」と、小説初心者の方は悩んでしまいますよね。

『小説を書いてみたい!』⇒『でも、なんだか難しそう……』⇒『やっぱり、書くのはやめよう……』となる気持ちは、すごくよくわかります。

せっかく小説を書きたいという好奇心が芽生えたのに、『小説は難しそうだから……』と諦めてしまうのは、本当にもったいないことだと思います。

そんな私も、少し前までは、小説の書き方を全く知らない初心者でしたが、独学で勉強して小説を書き上げた結果、アルファポリスのライト文芸カテゴリにて、日間ランキング第1位を獲得することができました。

だからこそ、できるだけ簡単に小説を書けるよう、本記事に私のノウハウをまとめましたので、是非ご覧になってみてください。

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小説を書く為に必要なもの

小説を書く為に必要なものは、『紙とペン』『スマホ』『パソコン』など、文字を書ければ何でも構いません。

ですが、手書きよりも、スマホやパソコンのようなデジタル端末で書いた方が、インターネット上の小説投稿サイトへの投稿もしやすいし、何より文字の修正が容易にできるので良いのかと思います。

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小説のルール・書き方

正直、小説のルールや書き方については、いろんな人がいろんなことを言っていて、同じだったり違ったりしていますので、私自身「いったい、何を信じたらいいのか……」と、とても悩みました。

悩んだ結果、自分で「こういうものだ!」と決めなければならないとわかったので、私なりに世の中の声を噛みくだいてまとめたものを紹介します。

小説は『セリフ』と『地の文』で構成されている

はじめに、小説は「」で囲まれた登場人物の『セリフ』と、様々な情景や心理描写をする『地の文』で構成されています。

サンプル文

「そういうことだから、今日からここの『契約社員』として働いてもらいます」

「わかりました」

 ヒカリは話の流れですぐに返事をしてしまったが、正社員ではなく契約社員だということを、さらっと言われたことに気づいた。

「……って、契約社員なんですか? 正社員じゃなくて!」

 ヒカリは驚きながらマリーに言い放った。

セリフ以外の部分を『地』と言うので、地の部分に書かれた文章だから『地の文』と呼ばれているそうです。

地の文は、情景・心理描写をするものなので、『その時、花子は赤い果実を手に取り立ち上がった』のような感じで、あえてリンゴを赤い果実と言うなどして、少し回りくどい言い方をすると味が出るものです。

ですので、地の文の書き方については、ご自身の好みに合わせて作成するのがいいのかと思います。

絶対の答えはありませんので。

地の文を書く為には、視点を決めなればならない

地の文を書くには、その小説の場面を『どの視点から見ているか』が重要になります。

ただ、視点に関して調べていくと、人によって微妙に意見が違ったり、○○視点という名称が異なっていたりするので、すごく悩みました。

そこで、私なりに調べた内容を噛みくだいた結果、以下の三つの視点が主流なのかと思いましたので、紹介します。

しかし、既に賛否両論になっているテーマなので、私が思う内容を書かせていただきますので、ご了承ください。

一人称

『私は○○○○と思うのだ』『僕は○○○○した』のように、常に主人公自身が語っていくスタイルですので、読者も小説の世界に引き込まれやすいと言われています。

書けること

主人公がわかること、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で感じられるもの

書けないこと

主人公がわからないこと、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で感じられないもの

三人称・限定視点

『花子は○○○○していた』のように、三人称は客観的に物事を伝えなければなりませんので、一人称よりも他人が語っているような感じがします。

というよりも、他人が語っているのが三人称ですので、当然のことではあります。

それならば、「小説に引き込める力の強い一人称の方が良いのでは?」と考えてしまいますが、実は三人称には、一人称にはない良さがあります。

例えば、一人称では、脇役の行動を描写する際も、主人公の語りで表現しなければなりません。

しかし、三人称では、脇役の行動をそのまま書けてしまうので、書き手として書きやすいのと、読み手としても回りくどい一人称の表現よりもシンプルでわかりやすいことが多いので、そういった点が良さと言えるでしょう。

もちろん、一人称の技術次第では、三人称よりも読みやすい文章を作ることができるでしょう。

三人称を書く上では、視点の設定が重要になります。

一人称では主人公の視点になりますが、三人称ではどこに視点を置くかを自分で決めなければなりません。

もし、急に視点が変わってしまいますと、「あれ? どこから見てたら、そんなことわかるの?」と読者の混乱を招き、読みづらい文章になってしまいます。

だからこそ、視点を決めて地の文を作る必要があるのです。

三人称の限定視点とは、一人の登場人物の頭上に視点を置いたものです。

ですので、場面が変わるタイミングで視点を変えることができ、主人公が出てこないシーンも書くことができるようになるのが、この視点の特徴です。

この視点の時に悩むのが、視点を定めた登場人物が『思っていること』や『五感で感じられるもの』を描写してもいいのかということです。

賛否両論ありますが、私は描写してもいいと思います。

やっぱり、淡々と説明だけするような地の文は、個人的に少し寂しい気持ちになってしまいますので、一人称と三人称のハイブリットということで良しとしています。

書けること

視点を定めた登場人物がわかること、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で感じられるもの

視点を定めた登場人物自体を客観的に見てわかること

※限定視点で見えているものは『頭上の視点から見た登場人物』『登場人物の目で見えているもの』です。

書けないこと

視点を定めた登場人物がわからないこと、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で感じられないもの

※例えば、視点を定めた登場人物のすぐ後ろに蜂がいたとても、『登場人物がその蜂の存在をわかっていない』のであれば、蜂の存在については書けません。

三人称・神視点

三人称については、上項『三人称・限定視点』で説明しましたが、神視点については、その名の通り、神の視点となりますので、全てのことを語ることができます。

作者視点とでも言えるでしょう。

『花子は○○○○した。世界の破滅が近づいていることを知らずに』のような、物語の結末までわかっている神なので、意味深なことも言えます。

とにかく、何でも書けるという強みがあるのですが、その分、客観的な表現が強くなってしまいますので、ジャンルによっては向き不向きがあるでしょう。

書けること

全てのこと

書けないこと

なし

私は、三人称・限定視点を軸にして、たまに少しだけ一人称も混ぜました

私は三人称・限定視点を使っていましたが、ここぞというシーンでは「主人公の語りも少しだけ入れてみたい!」と欲が出てきまして、たまに一人称で描写したりもしました。

絶対の決まりはありませんので、自分がいいと思ったやり方で、楽しく小説を書いていければいいのかと思います。

小説は読みやすさを向上するために『改行』と『一字下げ』を行う

小説は、読みやすさを向上させるため、適度に行を改める『改行』が必要です。

全く改行していない文章

「そういうことだから、今日からここの『契約社員』として働いてもらいます」「わかりました」 ヒカリは話の流れですぐに返事をしてしまったが、正社員ではなく契約社員だということを、さらっと言われたことに気づいた。「……って、契約社員なんですか? 正社員じゃなくて!」ヒカリは驚きながらマリーに言い放った。

上記のように、改行が無い場合は、とても読みづらい文章となってしまいます。

改行した文章【の位置で改行】

「そういうことだから、今日からここの『契約社員』として働いてもらいます」

「わかりました」

 ヒカリは話の流れですぐに返事をしてしまったが、正社員ではなく契約社員だということを、さらっと言われたことに気づいた。

「……って、契約社員なんですか? 正社員じゃなくて!」

 ヒカリは驚きながらマリーに言い放った。

このように、改行すると読みやすくなりますよね。

まず、改行のルールとしては、『「」で囲まれたセリフの前後では、必ず改行する』というものがありますが、これはもう鉄則ですし、読みやすくなるので素直に従いましょう。

セリフの改行はそれでいいとして、地の文の改行については、基本的に『時間や場所といった場面が変わる時』『文章の趣旨が変わる時』などに改行するものとなっています。

ここで、私が行っている地の文の改行ルールを言いますと、場面が変わる時には必ず改行し、それ以外の改行については、自分が読んでみて必要だと思う部分で改行しています。

具体的には「ここで改行した方が読みやすいかも!」「……ん? この文章からは、言いたいことが変わるから改行した方がいいかもな!」などと思った部分で改行しています。

読者目線で読みやすさを考えれば、それでいいのかなと思います。

地の文『時間や場所といった場面が変わる時』の改行

「へへへ」

 シホがそう言って笑った表情は、世の男性を一瞬で虜にしてしまうくらい、可愛いらしさと優しさがいっぱいに詰まったものだった。↓※この後、場面が変わるので改行

 日陰のベンチに座り、ばらソフトを食べるヒカリとシホ。気持ちの良い自然の風景を見ながら食べるばらソフトは最高だった。

また、地の文については、文頭の一文字分の空白をあける『一字下げ』をしなければなりません。

セリフは『一字下げ』の必要はありません。

三点リーダー『…』・ダッシュ『―』は偶数回使わなければならない

三点リーダー 『…』 は、場の雰囲気を表現したり、ダッシュ 『―』 は、時の間を表現したりします。

使い方は、作者しだいです。

ただ、注意して欲しいのは、偶数回使わなければならないというルールがあることです。

NG

「まさか、そんなはずは

その頃、城の外では」

OK

「まさか、そんなはずは……

――その頃、城の外では」

鍵括弧内の文末には『。』句点を付けないこと

鍵括弧内の文末には『。』句点を付けてはならないというルールがあります

なんとなく私は違和感がありましたが、小説の世界では当たり前のことらしいです。

NG

「わかりました

OK

「わかりました」

感嘆符『!』・疑問符『?』の後は、全角の空白を入れること

感嘆符『!』・疑問符『?』の後は、全角の空白を入れなければならないルールがあります。

ただ、鍵括弧内の文末に、感嘆符『!』・疑問符『?』 を使用した場合は、空白を入れてはならないというルールもあります。

NG

「契約社員なんですか?正社員じゃなくて!」←?の後に空白が必要

「契約社員なんですか? 正社員じゃなくて! 」←!の後の空白が不要

OK

「契約社員なんですか? 正社員じゃなくて!」

同じ人物のセリフが「」「」と連続するのはNG

同じ人物のセリフが「」「」と連続するのは、読み手が「ん? これ誰のセリフだろう?」と混乱してしまうのでNGです。

NG

「これが伝説の剣か、なんと神々しい」

「美しすぎる」

OK

「これが伝説の剣か、なんと神々しい。美しすぎる」

強調・引用には ダブルクォーテーション『❝○○❞』やダブルミニュート『〝○○〟』もあるが『』を使った

ダブルクォーテーション『❝○○❞』や、ダブルミニュート『〝○○〟』を使用する方法もありますが、いろいろ考えた結果、使用しないことにしました。

『❝○○❞』ダブルクォーテーションを使用しない理由

一般的に横書きに使うものなので、縦書きにした時に配置が悪く、書籍化の際に書き替えるのが面倒だから。

『〝○○〟』ダブルミニュートを使用しない理由

一般的に縦書きに使うものなので、横書きにした時にダブルミニュートの後に『、』や『。』を入れると読みづらくなるので、WEB小説投稿サイトは横書きが多いので向かないと思ったから。

例:「これが〝魔女玉〟。すごく美しい」「その〝魔女玉〟、誰から奪ったんだ?」

上記のように、縦書きの場合と、横書きの場合で、使い分けることができればいいのかと思いますが、 結構大変なので、私は、最終的に強調・引用では『』を使うことにしました。

その他、『〈○○〉』や『〔○○〕』もありますが、個人的にイマイチな印象だったので、不採用としました。

単語を併記する時や、外国人の名前を表記する時には、中黒(中点)『・』を使う

『小中学校』のように単語を併記する時や、『ニコラスライアン』のように外国人の名前を表記する時に、中黒(中点)『・』を使います。

アルファベットは全角と半角を使い分ける

『FBI(連邦捜査局)』のように、アルファベットをそのまま読ませたい場合は全角で書き、『rose(バラ)』のように、英単語として読ませたい場合は半角で書くと良いらしいです。

数字は基本的に漢数字で表すこと

数字は、基本的に漢数字『一二三……』で表します。

使い方によっては、読みやすさの観点から算用数字『123……』を推奨している人もおりますので、数字が多く出る作品は注意が必要かもしれません。

web小説として投稿する際の注意点

web小説として投稿する際、いくつかの注意点がありますので紹介します。

地の文は適度な空白の行が必要! 文章が多いと真っ黒になって読みにくい!

web小説は、スマホで閲覧するユーザーが多いので、小さな画面に文字がびっしりと詰まっているのは好まれず、適度に空白の行を入れている人がほとんどです。

空白の行のタイミングや行数は、作者さんの好みで異なりますので、一概に「これが基本だ!」と言えるものはありません。

参考に、私が行っている『空白の行を入れるルール』を下記します。

空白の行を入れるルール
  1. 改行する時は、空白の行を1行入れる
  2. 間が空く時は、空白の行を3行入れる
  3. シーンが変わる時は、空白の行を5行入れる

1話あたりの文字数は2000~5000字程度に! 多すぎると読まれにくくなる!

小説を読む際に、1話あたりの文字数が多すぎると「さすがに連続で2万文字は読みたくない……」「読み始めても、長文だからキリが良いところまで読むのが疲れるんだよね……。時間も無いし……」などと思われてしまうため、読まれにくくなってしまいます。

読んでもらえない原因が『内容』ならともかく、『1話あたりの文字数』というのは残念なことですよね。

だからこそ、せっかく書いた小説を読者が読みやすい形にするためにも、1話あたりの文字数は重要であり、2000~5000字程度にするのが良いかと思います。

実際に、多くの作者がこのくらいの文字数で投稿しています。

日本人が1分で500字程度を読めることを考えると、4~10分で読める話というのは、通勤や休憩などの隙間時間に読んでいる方にとっても、手を付けやすい文字数だと言えるでしょう。

最後に一言「一緒に楽しく小説を書きましょう!」

やはり、小説を書く上で、ある程度の知識は必要ですので、頑張って身に付けていきましょう。

「あなたにしか描けない世界が必ずあります。それを描けるのはあなただけなんです」

嫌なことも、つまらないことも、めんどくさいことも、たくさんある世界です。

どうせ、やらなきゃ何もない世界ならば、一緒にやりましょう、面白いことを。

ぼんた
ぼんた

本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

『addninth blog』では、他にも様々な記事を掲載していますので、是非ご覧ください。

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