人をけなす人というのは、けなされた側からすると、とにかく腹が立つ存在ですよね。
「なぜその言い方をするの?」「なぜそんな言い方しかできないの?」など、思い返すだけでもイライラが蘇ってくるものです。
本記事では、人をけなす人の特徴・心理・対処法について、ご紹介します。
~本記事をおすすめの方~
- 人をけなす人の心理や特徴を知りたい方
- 人をけなす人の対処法が知りたい方
- どうして自分が人をけなしてしまうのか知りたい方 など
「人をけなす人」特徴・心理
人をけなす人の特徴と心理を理解することが、対処する上で重要になりますので、順に説明していきます。
人をけなす人の特徴とは
そもそも「人をけなす人」がどんな人なのかを考えてみると、特徴として下記のようなものがあります。
たいていの方が上記の特徴を持っていると思いますが、けなされて嫌な経験をしている方にとっては、この特徴を見ているだけでも思い出してしまい、イライラしてしまうのではないでしょうか。
でも、相手を詳しく知ることは大切なことなので、ぜひとも我慢して読み進めてください。
人をけなす人の心理とは
人をけなす人は、いったいどんな気持ちで人をけなしているのか、順を追って説明していきます。
人をけなすメリットとは?
人をけなす理由は、そこにメリットがあるからなのです。
人をけなすことで恩恵を得られるので、その快楽に酔いしれているのです。
しかし、人をけなす人は、デメリットをしっかり理解していないことで、多くの失敗をしてきているのです。
なぜなら、メリット以上にデメリットが大きすぎるからです。
人をけなすデメリットとは?
人をけなすデメリットとは、なんでしょうか。
上記のようなデメリットがあり、ひと言でいうと、もうこれは”犯罪”なんですよ。
他人を傷つけることが許されない世界だからこそ、学校・会社・社会にいくら上下関係があったとしても、”「けなす」という他人を傷つけること”は許されないことなのです。
やっぱり人をけなす人は、相手を傷つけたくてやっているのか?
人をけなす人、本人はどう思っているのかを考えると、選択肢として「①相手を傷つけようとしてやっている」「②相手を傷つけようとしてやっていない」があります。
ここで、先ほどの”人をけなすメリット”を照らし合わせてみます。
相手を傷つけようとしてやっている人は、もちろん全てのメリットを求めています。
しかし、相手を傷つけようとしてやっていない人は、目的が逆らえなくすることや歯向かう人を減らすことではなく、単純に怒りのストレス発散のために自然とやってしまうことが多いのです。
検討の末判明した、人をけなす人の心理とは
これまでの内容から判明する、人をけなす人の心理とは、「相手に対して強くてキツイ言葉を浴びせて、結果的に自分を守りたい」ということなのです。
人をけなす人は2種類ある
先ほどのまでの内容を踏まえて考えてみると、人をけなす人には2種類あることがわかります。
このように、2種類あるからこそ、けなしてきた相手に対して、根が悪い人なのに、根はいい人だという希望を捨て切れなくて、けなされても我慢し続けてしまうこともあるのではないでしょうか。
ただ、この2種類については、判断するのがとても難しいので、注意が必要です。
「人をけなす人」対処法
人をけなす人の対処法は、相手との関係性が重要で、「付き合わなくてもいい相手」「どうしても付き合わないといけない相手」の二つの場合で異なります。
付き合わなくてもいい相手の場合
道ですれ違った人、公園で出会った人など、たまたま出会った人であれば、今後も付き合っていく必要がありませんので、けなされたとしてもある程度思いっきり対処することができます。
だからといって、やりすぎてしまうと、逆恨みされてしまい、大きなトラブルに発展してしまうこともありますので、注意が必要です。
対処法を下記します。
”かわいそうな人だと思って”相手にしない
基本的に、相手にしないことが最善の対処法です。
相手にしないといっても、完全無視をしてしまうとかえって相手を怒らせてしまうことも多く、「けなすことしかできない、かわいそうな人だな。」と心の中で思い、「ごめんなさい。」などの言葉で、相手に対して歯向かう気はありませんよと思わせることで、けなしてきた相手にできるだけ構わないことが重要です。
もちろん、はじめは無視しても構いませんが、けなしてくる相手はしつこい人が多いので、「無視する」「軽く謝る」の使い分けが大切なのです。
”言い合いになっても勝てると思うなら”言い返して黙らせる
けなされた時に、相手と言い合いになっても勝てると思えるならば、自分が無理に我慢する必要もありませんので、言い返してみてもいいと思います。
けなすこと自体が、どんな理由があっても単純に人を傷つける行為であるため、けなした事実のみを焦点に会話をすることで、基本的に負けることはありません。
ただ、こちらがあまりにも言い過ぎてしまうと、けなしてきた相手もエスカレートしてしまい、危険な行動をとるかもしれませんので、十分気を付ける必要があります。
たとえ、けなされたせいで気分が悪くなっていても、大きなトラブルにならないことが大事なので、基本的に相手にしないようにし、可能な限り我慢することも重要です。
どうしても付き合わないといけない相手の場合
会社や学校、家族など、どうしても付き合わないといけない相手の場合は、今後の生活にも影響がありますので、上手く対処する必要があります。
けなすのは良くないと伝える
相手が本当に大切な人であれば、「けなすのは良くないこと」だと、真剣に伝えるべきです。
もしかすると、それがキッカケで人をけなさなくなるかもしれません。
だからこそ、相手に対して、けなすことで大きな失敗をして欲しくないと本気で思っているならば、その気持ちを素直に伝えてみることも大切なのです。
哀れみの心で波風を立てないように対応する
上司と部下、先輩と後輩など、立場上反論しづらい場合には、心の中では「かわいそうな人だな。」と思いながら、「申し訳ありません。」などの姿勢を見せることも、今後のコミュニケーションを円滑にするために重要なことです。
もし、自分が言われっぱなしで負けた気がする、そういった勝ち負けのようなことを気にしてしまう人は、「相手がそういう言い方しかできないから、自分が身を引いてあげた。」ということであれば、むしろ負けた気にはならないでしょう。
もちろん、これは勝ち負けの話ではありませんが、気分的に納得できない方は、この考え方を持つことで楽になれると思います。
その人よりも優秀になる
けなされるというのは、立場が関係していることが多いので、相手よりも知識・経験など優位に立つことができれば、けなされることが減っていきます。
自分が優秀になれば、相手も自分をけなすことができなくなり、何を言われても正論で言い返せる自信がついてくるので、「けなされることも減り」「けなされても言い返せるようになる」という最も有効な対処法になるのです。
ただ、多くの時間と努力が必要なので、即効性が無い対処法でもあります。
”かわいそうな人だと思って”相手にしない
内容は、「付き合わなくてもいい相手の場合」に記載のものと同じですので、説明を割愛します。
何を言ってもわかってくれない人であり、家族や友人などの関係性の場合には、最終手段として用いる対処法になります。
まとめ
本記事で重要なポイントを下記します。
★人をけなす人の特徴
- 態度が大きい
- 偉そうにしている
- 地位が高い
- 声が大きい
- 短気で気に入らないとすぐ怒る
★人をけなす人の心理
相手に対して強くてキツイ言葉を浴びせて、結果的に自分を守りたい
★「人をけなす人」対処法
おそらく、けなす人は、けなされて育ってきたことにより、その方法しか知らない可能性もあるので、デメリットに気付けていない、もしくは、デメリットのようなことは起きないと思い込んでいるのだと思います。
けなす人に対する自分の反応しだいで、大きなトラブルに繋がることもありますので、上手に対処できるようにしておくことはとても大切なことです。
人との繋がりが切っても切れない世界だからこそ、コミュニケーションを大事にし、お互いが気持ちよく過ごせるようにしていきたいものです。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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