「自分は本当に満足できない人だな。。。」「現状に満足できない。。。」と悩むこともありますよね。
本記事では、「満足できない」原因・解決方法について、ご紹介しています。
「満足できない」原因
満足できないのは、なぜなのか。
そもそも、自分の中で満足できているものがあるのかを考えてみて、満足できるものと満足できないものを照らし合わせてみることで、原因が見えてくると思います。
参考例として、私の満足できるものと満足できないものをいくつか下記します。
上記満足できるものと満足できないものについて、さらに掘り下げてみます。
●お小遣いの金額は、普段生活する分には十分で、満足できている。
⇒でも、貯金額は、将来のことを考えるともっと欲しいから、満足できていない。
●住んでいる家は、広くて快適だから満足できている。
⇒でも、住む場所は、もっと北の地域で虫が少ない方がいいから、満足できていない。
●ギターの所持数は、自分の演奏スタイルに必要な分は持っているので、満足できている。
⇒でも、ベースの所持数は、自分の演奏スタイルに必要な分を持っていないので、満足できていない。
●50m走のタイムは、平均よりも上位にあるので、満足できている。
⇒でも、バク転ができない自分は、できる自分でいたいから、満足できていない。
このように、自分が必要としている水準を満たしているかどうかが、重要なポイントになることがわかります。
満足できるものは、今より上の水準を必要としないもの。
満足できないものは、今より上の水準を必要とするもの。
やはり、「満足できない」と悩んでいる人は、今より上の水準を必要とする、向上心の高い人や欲の強い人であることが特徴となります。
よって、満足できない原因は、「満足できないものに対して、今より上の水準を必要としていること」ということがわかります。
でも、満足できない気持ちというのは、実はもっと複雑なものなのです。
例えば、アニメを観ることで幸せな気持ちになり日常を満足できていた人が、何かで悩んでいる場合には、おそらく大好きなアニメを観たとしても、なんとなく満足できない気持ちになってしまうこともあります。
その時に「満足できない。。つらい。。。」と気付くことが多いので、「自分が満足できないのは、このアニメが問題だ。。」と考え、満足できなくなった根本的な原因である悩みに気付けないことも多々あります。
何かしら悩みがあることで、今まで満足できていたことさえ、満足できない気持ちになってしまうのです。
悩みがあって、暴飲暴食をしたり、衝動買いが多くなったりすることも、普段の食事や買い物に満足できない自分だからこそやってしまうのですが、もし悩みが無くなった自分が冷静に考えた時には、「やり過ぎだった。。」と思えるのだと思います。
結局、悩みの有無にかかわらず、満足できない原因は「満足できないものに対して、今より上の水準を必要としていること」であることに変わりはないのです。
★「満足できない」原因
満足できないものに対して、今より上の水準を必要としていること
「満足できない」解決方法
満足できないの解決方法は、「①満足できないことも大切なことだと理解する」「②満足できないものに求める水準を下げる」「③根本的な原因となっている悩みを解決する」の3種類あります。
なお、①~③の順番に実行してみて、自分の中で解決できたなら、どの解決方法で終わっても問題ありません。
満足できないことも大切なことだと理解する
はじめに、満足できないのは、悪いことだと思い込んでいませんか。
そもそも、満足できない気持ちというのは、今以上の自分になるために必要な気持ちでもあるのです。
例えば、経験豊富で強いサッカー選手になりたい高校生が、小学校のサッカー少年団で練習しても、満足できないですよね。
でも、初心者でサッカー好きな高校生が、小学校のサッカー少年団で練習したら、満足できるかもしれません。
「もっと欲しい!!自分はもっと上にいける!!」と思う気持ちが、満足できない気持ちを作り出しているので、満足できないことも大切なことだと理解できれば、「満足できないということは、自分は変わるタイミングなんだな!」と前向きに思えるようにもなるのです。
満足できないものに求める水準を下げる
満足できないものに求める水準について、何の根拠もなく上がっていることが多々あります。
例えば、「社会人になって、お金を稼げるようになったから、休日は家で過ごすよりも、お金を使って思いっきり楽しむべきだ!」と思う人は、休日に家で過ごすことになった場合、ものすごくストレスを感じてしまい、家でゆっくり過ごすことさえも、満足できないようになるのです。
ちなみに、私がそうでした。。
落ち着いて考えてみればわかることなのですが、別に「お金を稼げるようになったから、お金を使って遊んだ方がいい」わけではないのです。
でも、なかなか気づけないことが多く、周りの友達も同じ気持ちの人ばかりでした。
そこで、満足できないものに求める水準を下げられれば、満足できるようになるのです。
下げるといっても、無理やり下げることはできませんので、「そもそもどうなのか?」と深掘りしていくことで、そこまで高い水準じゃなくてもいいことに気付けることが多いです。
私の例でいうと、「お金を稼げるようになったから、お金を使って遊んだ方がいい」という考え方に対して、そもそもどうなのかと深掘りしていった結果、「お金を稼げるようになったけど、大きな買い物や何かあった時のためにも貯金が必要だから、無駄使いしないように、計画的に使っていこう」という考え方に変えることができました。
気付かぬうちに、いろいろな考え方を身につけてしまうものなので、違和感を感じた時には、一度立ち止まり、そもそもどうなのかと深掘りすることが重要なのです。
根本的な原因となっている悩みを解決する
人は悩みがあると、何をしても楽しくない、何を食べても美味しくない、悩みを解決しないことには何も満足しません。
①②の解決方法を実行しても満足できない気持ちの裏には、おそらく悩みが隠れていますので、その悩みを明確にして解決していかなければなりません。
もちろん、悩みが簡単に解決できるわけでもありませんし、時間も労力も必要です。
また、時間が解決する悩みもあれば、時間では解決できない悩みもありますので、放っておけばいいとも言えません。
だからこそ、時には悩みと向き合っていくことも、自分の大切な人生をより良くするために重要なことだと思います。
このブログ「addninth blog」は、様々な悩みの原因や解決方法等をまとめており、抱えている悩みに関連する記事があるかもしれませんので、ぜひご覧になってみてください。
まとめ
本記事で重要なポイントを下記します。
★「満足できない」原因
満足できないものに対して、今より上の水準を必要としていること
★「満足できない」解決方法
- 満足できないことも大切なことだと理解する
- 満足できないものに求める水準を下げる
- 根本的な原因となっている悩みを解決する
満足できないと悩むことも、新たな自分になるためのキッカケでもありますので、少しずつでもいいので、できるだけ前向きに取り組んでいければ、きっと自分の納得できる人生に変わっていけるのだと思います。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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