「この人は、いつも人を待たせるよな。。」と待たされてイライラしてしまうこともありますよね。
本記事では、待たせる人の心理・対処法について、ご紹介しています。
待たせる人の心理
待たせる人の心理は、下記の4つが挙げられますので、一つずつご紹介します。
★「待たせる人」4つの心理
- 多少の遅刻なら、人を待たせたというほどではないと思っている
- 人を待たせることがそんなに悪いことだと思っていない
- 自分が待たされるのが嫌だから、相手を待たせた方がいいと思っている
- 待たせても問題ないと思える相手ならば、待たせても問題ないと思う
多少の遅刻なら、人を待たせたというほどではないと思っている
そもそも、人を待たせる人は「人を待たせている」という認識があるのでしょうか。
例えば、自分が待ち合わせの時間に10秒遅刻した場合、「人を待たせてしまった。。」と思いますか?
その遅刻時間が10秒じゃなく20秒だったら、どうでしょう。
さらに、1分、5分、10分と遅刻時間を延ばしてみると、どうでしょう。
おそらく、人によっては1分の遅刻は待たせてしまったと思わない人もいますし、30分くらいでも待たせてしまったと思わない人もいるのです。
そういった認識があるからこそ、「11時に待ち合わせならば、まぁ11時10分に着けばいいでしょ。」といった行動を起こすのです。
ですので、待たせる人の心理の一つとして、「多少の遅刻なら、人を待たせたというほどではないと思っている」が挙げられるのです。
もし、5分前行動主義者との待ち合わせだった場合には、たとえ集合時間ピッタリに到着しても、イライラさせてしまうので、待ち合わせのトラブルは、この考え方の違いによるものが多いのだと思います。
人を待たせることがそんなに悪いことだと思っていない
待たせる人は、「人を待たせること=相手に対して悪いこと」だと思っていない可能性もあります。
人を待たせるのが気にならない人は、人を待たせても謝りもせず平然としていて、待たされた側が文句を言ったとしても、「何をそんなに怒っているの?」と待たされてイライラしている人の気持ちがわからない人も多いです。
待たせる人の心理の一つとして、「人を待たせることがそんなに悪いことだと思っていない」があるのです。
自分が待たされるのが嫌だから、相手を待たせた方がいいと思っている
上の項目では、待たされてイライラしている人の気持ちがわからない場合でしたが、それとは真逆で、待たされてイライラしている人の気持ちがわかるからこそ、自分が待たされてイライラしたくないから、相手を待たそうと思う人もいます。
ですので、待たせる人の心理の一つとして、「自分が待たされるのが嫌だから、相手を待たせた方がいいと思っている」ということが挙げられます。
自分が嫌な思いをしたくないから遅刻するという考えなので、明らかに良くない行動とわかっていながらやっていることですよね。
待たせても問題ないと思える相手ならば、待たせても問題ないと思う
待たせる人は、誰が相手でも待たせてしまうのかというと、おそらくそうではなく、相手を選んでいますよね。
さすがに、自分が勤めている会社の社長を待たせてもいいとは思っていないはずです。
これから、私自身が「待たせても問題ない」と思う相手と、「待たせたら問題あり」と思う相手を参考に挙げていきます。
このように、待たせても問題ないと思える相手と思えない相手がいることがわかります。
待たせても良い悪いの線引きは、人によって異なるとは思いますが、基本的には、待たせたとしたら自分に不都合が生じる相手かどうかがポイントとなるでしょう。
ですので、待たせる人の心理の一つとして、「待たせても問題ないと思える相手ならば、待たせても問題ないと思う」ということがあるのです。
待たせる人の対処法
待たせる人の対処法は、人を待たせる人を待たせない人に変えたいならば「待たせる人の心理を踏まえて説得する」、徹底的に対処するならば「集合時間を過ぎたらいなくなることを伝えて一切待たない」となります。
待たせる人の心理を踏まえて説得する
待たせる人が大切なパートナーだった場合は、やはり人を待たせない人に変わってもらいたいですよね。
待たせる人の心理を踏まえて、自分が待たされて辛い思いをしていることを正直に伝え、説得しましょう。
相手の意見に関しては、待たせる人の心理を理解しておけば、ある程度は予想できるものでもあるので、事前にどういう返答をするのか決めておくといいでしょう。
もしも、相手を説得できなかった場合は、次の大項目【※「自分が待たされても気にならない人に変わる」という手もある】をご覧ください。
集合時間を過ぎたらいなくなることを伝えて一切待たない
もしも、最悪お互いの関係が崩れても構わないと思える場合は、「集合時間を過ぎたらいなくなることを伝えて一切待たない」ことが、自分を待たせる相手に対して、徹底的に対処する方法となります。
そもそも約束の時間を守れない時点で、少しも負い目を感じない相手に大きな問題があるのです。
約束を守れない人に対して、普通に接してあげることが優しさなのかと考えると、「待たされている相手の気持ちも理解できないかわいそうな人だから、優しくしてあげよう。」という優しさ以外は、思いつきませんよね。
もしも、相手が人を待たさない人に変わってくれる可能性が少しでもありそうならば、相手に最後のチャンスを与える意味合いで、警告の意味で「集合時間を過ぎたらいなくなる」と伝え、遅刻したら一切待たないようにしましょう。
遅刻しても許してくれる優しい人に対して、甘え過ぎている状態ですので、一度現実の厳しさを体感させてあげることの方が、むしろ優しさなのかとも思います。
もちろん、相手がいなければ成り立たない予定の場合は、待たないといけないのでしょうから、この対処法は使えないことが多いと思います。
その際は、先ほどの対処法か、次の項目で説明する内容を試してみてください。
「自分が待たされても気にならない人に変わる」という手もある
上の項目までは、相手に対してどう対処するかを記載していますが、逆に自分が変わることで解決するという方法もあります。
自分が待たされても気にならない人に変わりたいなら、下記リンクの記事をぜひご覧になってみてください。
まとめ
本記事の重要なポイントを下記します。
★「待たせる人」4つの心理
- 多少の遅刻なら、人を待たせたというほどではないと思っている
- 人を待たせることがそんなに悪いことだと思っていない
- 自分が待たされるのが嫌だから、相手を待たせた方がいいと思っている
- 待たせても問題ないと思える相手ならば、待たせても問題ないと思う
★「待たせる人」対処法
- 待たせる人の心理を踏まえて説得する
- 集合時間を過ぎたらいなくなることを伝えて一切待たない
(補足)「自分が待たされても気にならない人に変わる」という手もある
人を待たせる人に対して悩んでしまうのは、とても相手思いの優しい人だからだとも言えます。
相手のことを大事に考えていなければ、すぐ縁を切ることになってもおかしくない話ですので、相手に猶予を与えて期待しているわけですので、それは優しい行動に違いありません。
ただ、本文中でも記載した通り、相手を甘やかしすぎても問題がありますので、ぜひ今回の対処法をお試しいただければと思います。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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