「優秀な人ってどんな人? 特徴は?」「優秀になりたいんだけど、どうしたらいいのかな?」と気になっている方も多いですよね。
本記事では「優秀な人とは・特徴・なる方法」について、詳しくご紹介しています。
優秀な人とは
優秀な人とは、一般的に『非常に優れた人』を指しますが、より具体的に言いますと『目の前の課題に対して、すぐに適切なゴールを設定し、最後まで諦めることなく、論理的に考えて行動できる人』となります。
イメージしやすいように、下記の画像にまとめてみました。
「優秀な人とは何か?」については、様々な人が様々な意見を持っていて明確な答えはなく、かっこいい物言いで説明された理解しにくい表現も多いので、私が思う『優秀な人とは』をシンプルな言葉で、できるだけ分かりやすくまとめてみました。
本当に大切なことというのは、突き詰めて考えていけばいくほど、シンプルなものになっていくのだと思っています。
★優秀な人とは
目の前の課題に対して、すぐに適切なゴールを設定し、最後まで諦めることなく、論理的に考えて行動できる人
優秀な人の特徴とは
優秀な人の大半は、『論理的思考で物事を考えられる』という特徴があり、その論理的思考力を使って『リスクの洗い出し・対策・管理ができる』『PDCAサイクル・SDCAサイクルを回せる』という特徴も持ち合わせています。
論理的思考(ロジカルシンキング)で物事を考えられる
論理的思考の定義については、実際に調べてみると複雑で理解しにくいものばかりですので、『根拠があり納得しやすい筋の通った考え方』と覚えて頂ければ良いのかと思います。
論理的思考は、『A=B,B=C ∴A=C』のように考えるのが基本となっています。
例えば、『エジソン=人間,人間=必ず死ぬ ∴エジソン=必ず死ぬ』というように、根拠づけしながら結論まで繋げていくものです。
また、論理的思考をする上で、重要な要素を下記します。
『自問自答方式』を用いて考える
何かを考える時に『考える自分』と『考える自分に対して質問する自分』を会話させる『自問自答』ができると、より簡単に論理的に物事をまとめられるようになります。
『なぜ』『そもそも』『何をもって良しとするか』を考える
論理的思考をする人は、自分の頭の中でたくさんのことを考えています。
その際に、『なぜ』『そもそも』『何をもって良しとするか』を考えることで、より早く論理的にまとめられるようになります。
リスクの洗い出し・対策・管理ができる
優秀な人は、目標達成を阻害する要因や可能性である『リスク』を洗い出し、さらに対策して管理することができます。
その為には、多くのシミュレーションや検討を行い、事前にどんなリスクが潜んでいるのかを徹底的に探ります。
そして、リスクを洗い出した後、そのリスクを可能な限り小さくする対策を行い、対策の実施状況や効果の確認、リスクが多いのであれば表にまとめる、適切なタイミングで関係者に周知する等の様々な管理を行います。
リスクが見えている人と見えていない人とでは、周りからの信頼度も大きく変わってきますので、信頼を失わないためにも、リスクに焦点をあてることが重要です。
PDCA《改善》サイクルと、SDCA《標準化》サイクルを回せる
優秀な人は、常に『改善して標準化する』という活動を行い続けており、その一般的な手法であるのが『PDCA《改善》サイクル』と『SDCA《標準化》サイクル』というものです。
PDCAサイクルとは、『P(Plan:計画)、D(Do:実行)、C(Check:評価)、A(Action:改善)』の頭文字をとった、品質の改善サイクルのことです。
SDCAサイクルとは、『S(Standardize:標準化)、D(Do:実行)、C(Check:評価)、A(Action:改善)』の頭文字をとった、品質の標準化サイクルのことです。
ちなみに、標準化とは『いつ・誰が行っても同じ成果をつくり出せるようにすること』です。
どちらもサイクルですので、PDCAなら《P→D→C→A→P…》、SDCAなら《S→D→C→A→S…》の順に進めていきます。
イメージしやすいように例を挙げてみます。
少し長くなってしまいましたが、ある程度はイメージできたのではないでしょうか。
このように、何回もサイクルを回しながら日々改善と標準化を行うことが、成果を上げるために効果的な手法の一つとなります。
優秀になりたい人必見!『優秀な人になる方法』
私自身、学生時代はどちらかというと頭が悪い方の人間でした。
そんな私でしたが、社会人になり、頭が悪いことでものすごく嫌な経験をしたことから、「なんとしても優秀な人間になってやる!!」と強く思い始め、とにかく頭を使って考えて行動した結果、気がつくと周りから優秀だと言われるだけの人間になることができました。
そんな私が考える『優秀な人になる方法』について、ご紹介していきます。
①優秀な人になりたいと思う本質的な動機を明確にすること
まずは、『そもそも、なぜ優秀な人になりたいのか?』の答えとなる動機を明確にする必要があります。
人によって動機は異なりますので、自分の中で深掘りしていけば、だんだんと見えてくるはずです。
ここで重要なのは、自分の中の根っこの部分にある本質的な動機まで深掘することです。
表面的な部分から動機を導き出しても、後々「やっぱり違った!」となってしまいがちなので、やはり、時間と労力はかかっても、後戻り作業とならないように、自分が本気で納得できる動機を見つけてみてください。
まずは、優秀になりたいと思う本質的な動機を明確にすることが今後の結果を左右する重要な工程となります。
②本質的な動機を踏まえて、優秀な人になりたい思いが最大に強くなること
そして、①の動機を踏まえて「優秀な人になりたい!」という思いが、「なんとしても、絶対に優秀な人になりたい!!」と思えるくらい強い思いにならなければなりません。
なぜなら、優秀な人になるというのは、今とは違う自分になることなので、価値観を変えなければならず、軽い気持ちでは変わることができないものなのです。
※価値観を変える方法については、下記リンクの記事に詳しくまとめてあります。
「優秀な人になる動機は〇〇で、優秀な人になった方が〇〇だし、〇〇な未来が待っている。 それに、優秀な人にならなければ〇〇になってしまうから、自分が本当に欲しいものは手に入らないし、自分が大切にしていた多くのものを失ってしまう。 だからこそ、なんとしても、絶対に優秀な人になりたいんだ!!」
このくらいの強い思いがなければ、『優秀な人になるために必要な試練』が立ちはだかった時、簡単に心が折れてしまいます。
だからこそ、『優秀な人になるために必要な試練』を乗り越えるために、優秀な人になりたいと思う本質的な動機を踏まえて、優秀な人になりたい思いが最大に強くなることが必要なのです。
優秀な人になりたい思いを高めるためには、『動機』『優秀な人になれないとどんな悪いことがあるか』『優秀な人になれるとどんな良いことがあるか』について、しっかりと自問自答していくことで高まっていくかと思います。
ただし、本心で『優秀になりたい』と思っていなければ、強い思いになっていく可能性は低いです。
その時は、もう一度、①の動機の検討に戻って、改めて深く考えてみる必要があるかと思います。
③『優秀な人』と『自分』の能力の差を埋める活動をすること
優秀な人とは、『目の前の課題に対して、すぐに適切なゴールを設定し、最後まで諦めることなく、論理的に考えて行動できる人』であり、『優秀な人』と『自分』の能力の差を埋めることができれば、優秀な人になることができます。
そこで、『目の前の課題~~』に沿って、『優秀な人が持っている能力』について説明していきます。
長くなりましたが、『優秀な人が持っている能力』について説明してきました。
上記の『優秀な人が持っている能力』について、自分が不足していると思う能力を高められるよう、日常的に意識してみてください。
考え方や行動は、意識することで変わっていくものなので、これが非常に重要なポイントになります。
優秀な人になる方法の手順①~②を経て『優秀な人になりたい強い気持ち』がある状態ならば、上手くできた時も、上手くできなかった時も多くの気づきを得られると思います。
そして、上手くできた経験が次第に増えていき、少しずつかもしれませんが、優秀な人に変わっていくことができるのです。
以上の内容が『優秀な人になる方法』となります。
決して容易な道ではありませんが、諦めずに取り組むことで、きっと『優秀な人』になっていけると思いますので、最後まで頑張ってみてください。
最後に一言「優秀な人になりたいなら最初は大変だが、後は意外と楽」
優秀な人になるためには、最初はものすごく頭を使うので大変ですが、上手に頭が使えるようになってくると、難しいテーマ以外は、頭を使っていてそれほど疲れなくなってきます。
闇雲に考えてしまうと、一気に複数のことを考えようとしたりしてしまうので、とても疲れます。
人間の頭は2つのことを比較することくらいしかできませんので、3つ以上を同時に考えるのは大変なことなのです。
だからこそ、上手に順序立てて考えられるようになっていけば、だんだんと頭を楽に使えるようになっていきます。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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