人間生きていれば、様々な悩みを抱えてしまいますよね。
そこで、「価値観」というものを理解し、上手に付き合うことができれば、「もっとこうなりたい!」「自分の気掛かりなところを良くしたい。」などの、人が抱える様々な悩みを解決することができるようになります。
本記事では、「価値観とは」「価値観の違いについて」、そして、人が抱える様々な悩みを解決するための、私が思う最高のお悩み解決手法である「自分の価値観を変える方法」(浪費癖を治すことができた経験談込み)をご紹介します。
はじめに
昔の私は、とにかくお金があれば、すぐに使ってしまうという浪費癖がありました。
給料が入ればすぐに使ってしまうので、お金が無くなってから給料日までの間は、「なんでこんなにお金を使ってしまうのだろうか。。。」と自分を責めながら節約生活をして、毎月気分の悪い日々を過ごしていました。
このままではダメだと思い、何年も対策を検討し続けた結果、一つの方法に行きつきました。
それが「価値観を変える方法」です。
浪費癖の改善をキッカケに見つけた方法なのですが、この方法自体は、”人が抱える様々な悩みを解決できる可能性のある方法”であることにも気付き、浪費癖だけではなく、様々な自分の嫌なところを改善していくことができました。
あえて”可能性のある方法”と記載したのは、私自身には効果的な方法でしたが、誰にでも必ず効果があるという確証はありませんので、あえて”解決できる方法”とは書きませんでしたが、これまで多くの人に紹介したところ、とても効果があったようなので、ぜひ試してみてください。
~本記事をおすすめの方~
- 価値観を変えたい方
- 悩みを解決する糸口を見つけたい方
- 自分の嫌いな行動パターンを改善したい方
価値観とは
そもそも価値観とは、世の中にはいろいろな言い回しがありますが、”物事をどのようにとらえるか”といったような考え方のことを言います。
はじめに、価値観のイメージとして、下記のように三つ子の価値観を記載しました。
上記のように、「お年玉を貰ったら、こうするべきだ!」と各々の考え方があり、この考え方というのが価値観であります。
★価値観とは
「《状況》○○という状況 ⇒《考え方》それなら○○すべきだ」といった一つ一つの考え方のこと
価値観の違いについて
価値観の違いがなぜあるのかといいますと、一人一人の置かれている環境が違うからです。
例えば、同じ日に生まれて、同じ家に住んでいる三つ子でも、なぜ価値観が変わるかと考えた場合、全く同じ環境ではないから、例えば遊ぶ友達も違えば、学校の教室も違う、趣味も違うとすると、異なる環境で気づかされるものも変わってくるため、異なる価値観が形成されていくのです。
関わりあう人という”環境”が変われば、しだいに価値観にも影響を及ぼし始めます。
逆にその関わりあう人と相性が悪ければ、相手の価値観に染まることなく離れていくことになるでしょう。
だからこそ、価値観とは”自分の置かれている環境によって形成されていくもの”であり、世の中には、価値観が同じ人も異なる人も存在するのです。
そして、この各々の価値観の違いにより、他人と意見が合わなくてケンカしてしまうなどのトラブルが生じます。
価値観の違いでケンカしてしまいがちな方は、”相手の価値観を認められる価値観”を身につけていくことがいいのではないかと思います。
具体的には、次の項目の”価値観を変える方法”を活用し、価値観の違う人を認めない価値観から、価値観の違う人を認める価値観に変えることが重要です。
★価値観の違いとは
価値観が”自分の置かれている環境によって形成されていくもの”だからこそ生まれるもの
価値観を変える方法
価値観を変える方法として、下記手順を踏んでいくこととなりますが、STEP2に価値観を変えるための条件がありますので、どんな価値観にも変えられるわけではないことをご承知ください。
また、価値観を変えるのは、簡単なことではなく、とても苦労しますが、ずっと嫌な価値観を持ち続けるよりも、解決できた方が幸せだと思いますので、ぜひ諦めることなく頑張ってみて欲しいです。
STEP1:今までの行動の理由と今後どうなりたいかをとことん【深堀】する
はじめに、自分の根っこにある本音に気づくことを目的に、深堀作業をしていきます。
具体的には、”今までなぜそういう行動をとっていたか”、”今後どうなりたいか”を見つけ出すために、今までの自分の行動やなりたい自分、なりたい理由についてじっくり考えていきます。
新しい価値観に変えていくためには、面倒でもこの深堀作業がとても重要になってきます。
深堀はとても地道な作業で、なかなかスムーズに進まないことも多いですが、諦めないで頑張って乗り越えていきましょう。
参考に、私自身の浪費癖を治すための深堀作業を下記します。
このように深堀していくと、自分がなぜその価値観になってしまったのかが見えてきます。
★自分の根っこにある本音に気づくための深堀作業が必要
「今までなぜそういう行動をとっていたか」「今後どうなりたいか」を見つけ出すため
STEP2:新しい価値観が優位になることを頭で【理解】できるようになる
STEP1の深堀結果をもとに、今までの価値観と、新しい価値観をそれぞれ「《状況》○○という状況 ⇒《考え方》それなら○○すべきだ」のように表してみてください。
”今までの価値観”と、”新しい価値観”を頭の中で比較して、”新しい価値観”が「こちらの方が良いに決まっている!」くらいに強く思えれば、”新しい価値観が優位だ”と、頭の中で理解することができるようになります。
この新しい価値観が優位にならないことには、価値観を変えることはできませんので、価値観を変えるための条件であるともいえます。
頭で新しい価値観が良いと理解することができても、自分の価値観には簡単に落とし込めないので、次の手順に移っていく必要があります。
★価値観を変えるための条件
新しい価値観が、今までの価値観より優位になること
STEP3:新しい価値観を実践して成功の【経験】を積む
STEP2を終えた段階では、頭で”新しい価値観が良い”と理解できたとしても、”本当に良いのか”を完全には理解できていないため、対象の状況になった時に、今までの価値観で考えてしまいます。
そこで、完全に”新しい価値観が良い”と理解するため、次に行うことは、”新しい価値観を実践して成功の経験を積むこと”です。
このように、とにかく「やってよかった!新しい価値観の方がイイ!!」と思える経験をすることが、自分の価値観となるためにとても重要なポイントとなります。
そのためには、我慢も必要になってきますので、決して諦めずに何度も続けていく必要があります。
★新しい価値観を身につけるために必要なこと
新しい価値観を実践して成功の経験を積むこと
STEP4:やっぱりいいなと思ったら、新しい価値観が【定着】されていく
STEP3の内容を繰り返し行っていくことで、気が付くと自分の中に新しい価値観が芽生えてきたことを実感し始めます。
そして最終的には、”やっぱり新しい価値観が良い”と、当然のように思えるようになれたとしたら、ついに新しい価値観を自分のものにし、価値観を変えることができたということになります。
★新しい価値観に変わった時とは
”やっぱり新しい価値観が良い”と、当然のように思えるようになれた時
価値観を変える注意点 ~【理解】より【経験】が先の場合もある~
本記事では、【理解(STEP2)】が先と記載していますが、実は、【経験(STEP3)】が先の場合でも価値観を変えることができます。
ただし、これは自分が良いと思える新しい価値観ではないものを、経験により”良いもの”と思い込んでしまって、新しい価値観として身につけてしまうことになりますので、注意が必要です。
例を挙げますと、下記のように、自分が本当は良いと思っていなかったことでも、それを良いと思えるような価値観に変わってしまうことがあります。
おそらく、今変えたいと思っている”自分が嫌だと思う価値観”というのは、”経験”が先で、自分の価値観として身についてしまったものが多いのではないでしょうか。
”経験に勝るものなし”といった言葉が世の中にあるように、経験にはとても強い信用性があります。
だからこそ、経験で自分が錯覚してしまい、気が付くと悪いものにハマってしまったり、悪質なサービスに騙されてしまったりすることもあります。
価値観を逆手にとって、悪質に商売する方々も世の中にはいますので、気を付けて生活しなくてはなりません。
★価値観を変える注意点 ~【理解】より【経験】が先の場合もある~
自分が本当は良いと思っていなかったことでも、それを良いと思えるような価値観に変わってしまうことが多いから
まとめ
本記事の重要なポイントを下記します。
★価値観とは
「《状況》○○という状況 ⇒《考え方》それなら○○すべきだ」といった一つ一つの考え方のこと
★価値観の違いとは
価値観が”自分の置かれている環境によって形成されていくもの”だからこそ生まれるもの
★価値観を変える方法
★価値観を変える注意点 ~【理解】より【経験】が先の場合もある~
自分が本当は良いと思っていなかったことでも、それを良いと思えるような価値観に変わってしまうことが多いから
価値観を変えるためには、大変苦労すると思います。
それでも、本当に変えたい価値観であれば、頑張って身につける価値はありますし、なにより嫌な自分から理想の自分に変われるからこそ、それからの人生がとっても楽しくなるので、諦めることなく最後まで頑張ってみてください。
私も、本記事をお読みいただいた皆さんが、今よりもっと自分らしく過ごせる日々を迎えられるよう、応援しています。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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