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「怒る」とはなんだろう? ~怒るについて徹底分析した結果~

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「怒る」とは、いったい何だろうと思ったことはありませんか。

もしかすると、怒ることで後悔してしまったことも、多くの方があるのではないでしょうか。

私自身、短気なので怒ることがすごく多くて、その度にたくさん反省してきました。

そこで、怒るという感情を深く考えてみた結果、様々なことが見えてきたので、本記事にて「怒る」ということについて、私なりに検討した内容をまとめてみましたので、ご紹介します。

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怒るとは

「怒る」の意味

怒るの意味は、「不快や不満があって我慢できない気持ち」であり、むしゃくしゃして怒る、カッとなって怒るなどの使われ方をしています。

怒る原因

人が怒る原因は、「何かを許せないから」であり、自分の中で許せないことが起きた時に、怒ってしまうのです。

怒る目的

怒る目的は、「自分の中の怒る原因となっている許せないものを、自分が許せる状態に変化させること」です。

怒ってもスッキリしない時には、自分が許せる状態に変化させられていないからなので、気持ち的にもとても歯がゆくて、もっともっと怒りが溜まることになってしまうという悪循環となります。

「叱る」の意味と目的からわかる、「怒る」と「叱る」の違い

叱るの意味は、「目下の者の言動のよくない点などを指摘して強くとがめる」であり、叱る目的が「目下の者の育成」などが挙げられます。

怒る目的

自分の中の怒る原因となっている許せないものを、自分が許せる状態に変化させること

⇒自分のため

叱る目的

目下の者の育成

⇒目下の者のため

上記目的の違いから、怒るのは「自分のため」、叱るのは「目下の者のため」という違いがあることがわかります。

怒ることは悪いことなのか?

一般的に怒ることが悪いことだと思われがちなのは、怒ることで人間関係のトラブルや周囲の物を壊すなど、周りに迷惑をかけてしまうことが多いからです。

しかし、怒ることは、自分の中の苛立ちを発散させるための大事な感情であり、その感情から苛立ちを改善するための行動を起こすことにも繋がりますので、そういった良い面もあります。

怒ることが良い面もあると思える話

親鳥は、自分の巣の中にいる子供を守るために、巣の中に入ってきた外敵に怒って攻撃します。

人は、自分の家の中にいる子供を守るために、家の中に入ってきた外敵に怒って攻撃します。

外敵に対して、「自分の大切な子供の命を脅かす外敵の侵入を許せない」から怒ってしまうのであり、もしも許せたとしたら「あら、こんにちは。どちら様?」となるでしょうが、そんな反応だと正直気味が悪いですよね。

ですので、怒ることで必要な行動がとれますし、大切なものも守れます。

怒ることを全て悪だと決めつけてしまいがちな人に、気を付けて欲しいのが、怒ることを我慢しすぎることです。

人間には理性があり、怒ることをある程度我慢できますので、怒りを我慢することで、周りに迷惑をかけてしまうことを防ぐことにはなりますが、それではその怒りはどこへ行ったのでしょうか。

怒りは自分の中で解決できていなければ、ずっと自分の中に残り続けます。

だからこそ、その場の怒りを抑えることは大切ですが、最終的にしっかり納得できるよう解決しなければ、いずれ許容限界に達してしまい、大きな怒りとなって表に出てくるので、十分注意しましょう。

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怒り方の種類

大声で怒る

とにかく大きな声で怒鳴る人は、身近に結構いますよね。

そういった大声で怒る人は、周囲に迷惑をかけてしまいがちですので、メリットが無いと思われていますが、実はメリットもあるのです。

大声で怒ることのメリットとデメリットを下記します。

★「大声で怒る」メリット

  • ストレス発散になる
  • 怒る相手がいるなら、自分の本気度を伝えることができる

★「大声で怒る」デメリット

  • のどが痛くなる、疲れる
  • 周りの人から嫌われる
  • 噂で自分の評判が下がる
  • 上記デメリットを感じてストレスが溜まる

尚、詳細については、下記の記事に記載ありますので、ぜひご覧ください。

優しく怒る

優しく怒るというのは、実際にやってみると難しいのですが、上手くできると相手に気遣いしながら怒ることができます

しかし、それが下手でぎこちない場合は、明らかに表情が引きつっていたり、怖い顔になったりすることもありますので、注意が必要です。

特に怒ることが多い立場の人と怒る理由

子育て中のお父さん・お母さん

パパ・ママも、それなりに元気のある状態だったら、怒るのを我慢できますが、さすがに疲れている状態だと我慢できません。

子供のために一生懸命作ったご飯が蹴飛ばされたり、笑えないイタズラをされたり、特にイヤイヤ期だともう我慢の限界というように、ものすごくストレスが溜まっている世のパパ・ママは、いつだって「怒っちゃだめだ。」と思いながらも、たまには怒ってしまうことがあります。

怒る理由は、「理屈が通じないからこそ、怒りの限界まで追い込まれて、さらに決して逃げられないから」なのです。

職場の上司や先輩

職場の上司や先輩も怒ることが多いです。

怒る理由は、「部下が仕事のミスをすると、自分の責任になるから」であり、例えば仕事を任せた部下が、仕事をしていなかったり、期限内に終わらせられなかったりすると自分の責任になるので、「なぜやらないんだ?やってくれよ!」などの怒りの感情が出てきます。

また、本人は叱っているつもりでも、半分は自分のためだという怒りの感情があることに気付かず、「これは叱っているのであって、怒っているわけではない!」という場合もよくありますが、周りからしたら「どう見ても、叱っているのではなくて、怒っているだけだろう。」と思われることもあります。

部下の育成が目的である「叱る」だけでなく、自分の身を守ることが目的である「怒る」という感情も同時に存在していることが、非常に多いということです。

ハラスメントも相手がどう思うかがポイントなので、自分の言動や行動を改めて考えてみることが大事です。

怒る人の心理・対処法・改善方法、怒られる人の改善方法

すぐ怒る人の心理・対処法・改善方法

すぐ怒る人は、ものすごく一生懸命な人なので、その気持ちを理解することができれば、上手くコミュニケーションを取ることができます。

★すぐ怒る人の心理

自分にとって大事なことを何としても守り抜きたいから怒る

★すぐ怒る人の対処法

相手の意見を真剣に理解しようとすること

★すぐ怒る人の改善方法

「自分にとって大事なことを何としても守り抜きたいから怒る」という考え方の行動を、”怒る”以外に変えること

詳細に関しては、下記の記事をご覧ください。

怒られることが多い人の改善方法

「もう絶対に、怒られたくない!」と思っていても、結局変わらず、毎日のように怒られてしまうという悩みを抱えている人は多いですよね。

怒られる原因は「相手が許せない何かがあるから」であり、改善方法は「相手が求めるものを提供していくこと」となります。

詳細に関しては、下記の記事をご覧ください。

最後に一言

怒ることも悪いことばかりではありませんし、良いこともあります。

むしろ、怒ることを全部悪いと考えるのは、生きていく上で大きな失敗を生み出す原因になる可能性だってあります。

当たり前に持って生まれてきた感情の「怒り」、本当に不必要なものでしょうか。

ただ、本記事で述べたように、怒ることには大きなデメリットがあります。

ですので、怒ること以外の解決方法もあることを理解し、時と場合に合わせて怒ること以外の方法を取り組むことで、最終的に大きな失敗を回避することができるのです。

怒るという感情をしっかり理解して、上手く付き合っていくことも一つの考え方であることを、ぜひ知っておいてください。

ぼんた
ぼんた

本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

『addninth blog』では、他にも様々な記事を掲載していますので、是非ご覧ください。

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